フロントエンドに続いてバックエンドを作り、その間をステップ記事とでも言える仕組みを考案することでつないだ。これが奏功し、フロントエンドとバックエンドが両方売れる、ということが起きるようになった。

そんな中で、特にフロントエンドについて、noteの文字ベースのものではなく、リアルな講義をお願いしたいという依頼が入った。講義資料は既にパイロット版の時に用意していたので、準備の必要は特になく、週末を使ってzoomで講義をすることにした。

例の後輩を通じて、実に80名近い受講者が集まった。予想以上である。zoomなどのオンライン会議システムは参加者の上限がなくなるから素晴らしい。本当は上限はあるのかもしれないが、この程度の人数であれば全く問題にならないであろう。これがリアル会議室となると結構なおおごとである。
過去に講義をしたことがあり、しかもパイロット版のアンケートを通じて受講者の要望を吸い上げていたこともあり、プレゼンは非常に上手くいった。
この講座を実施するにあたり、留意したのは以下の3点である。
- いつものアンケートを聴取する
- 録画する
- フロントエンドとバックエンドの紹介をする
- いつものアンケートを聴取する
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これまで何度も実施してきたアンケートだが、満足度、理解度、推奨意向度とそれぞれの理由、その他要望等、というこの7問で構成している。このアンケートも使い回しなので一度作っておくと楽だ。
- 録画する
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この録画は最大のポイントで、今後ターゲットに対する無料プレゼントなどとして機能すると踏んでいる
- フロントエンドとバックエンドの紹介をする
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そしてこれをしないと意味がない。講座は1時間ということで限界がある。今回の講座はフロントエンドについてのものだが、講座の復習とともに、理解をさらに深めることができるフロントエンドの紹介、そしてフロントエンドではカバーしきれなかった、さらなる高みを目指したい人にはバックエンドがあるという紹介。
最後のフロントエンドとバックエンドの紹介については、もはやこれありきであるべきである。これこそが、今回のzoom講座がフロントエンドのフロントエンドと言えるゆえんであろう。
いかにこのフロントエンドとバックエンドのセールスに繋げるか。それありきで講座の内容はパイロット版からやや微調整した感じである。修正は小一時間程度でできた。
講座は大好評で、講義1時間のあとの質疑応答は1.5時間にも及んだ。全員が満足するまで質疑応答は続けた。アンケート結果も素晴らしく良い評価であった。
するとどうだろう。講座が終わった瞬間からフロントエンドが爆売れした。さらに、バックエンドも相当数売れた。以後、2日ぐらいはこの爆売れ状態が続いた。特にバックエンドについては時間差で売れてきた感覚であったため、恐らくはフロントエンドで価値を感じてくれた人がさらにバックエンドも買ってくれたに違いなかった。完全に狙い通りである。
この3日で10万円程度を売り上げた。これは大成功だろう。ただし、赤字が3万円あったので、これを吸収して概ね7万円程度の利益である。実際にはnoteの手数料もあるのでもう少し減ってしまうのだが。
それでも、これは完全に大成功である。そもそも、自分の中ではロードマップを以下のように描いていた。

今やっていることはステップ1であり、僅かでも売り上げがあがれば成功としていた。その中で10万円である。10万円というのは、まぁ、大したことがないと言えば大したことはないが、サラリーマンにとってはまぁまぁの金額と言える。間違いなく、ステップ1は成功と言って良いだろう。
今回の講義にあたってかけた時間は資料準備1時間、講義で2.5時間の合計3.5時間。ここまでに副業全体でかけた時間は139.5時間となった。まぁ、ほぼ140時間というところか。140時間で利益は7万円程度か。時給500円である。実に渋い苦笑
ただし、これで準備はほぼ終了といって良いはずだ。ここから先は、今回のように講義をすれば、その都度10万円の売り上げが立つということである。経費はほぼかからなくなってくるから、2.5時間の講義で10万円の利益が出ると思えば、時給4万円となる。これは悪くない金額と言える。
さらに希望があるのは、この講義も録画しているから、自分が講義する時間さえ自動化できる可能性があるということだ。自動化を目指して、引き続き作業していこう。