noteとXを使ったコンテンツ販売で半自動的に月10万円を稼ぐ仕組みが一応整ったことになる。

既に月々自動で数千円中盤ぐらいの売り上げが立つようになった。でも、自動で万とはいかず、数千円序盤から中盤というあたりをうろついている。サラリーマンの副業としては良いお小遣いという感じだが、もう少し、この仕組みを強める方法はないだろうか。
これが企業のマーケティングであれば、高機能なCRMを使って、メルマガ登録からフロントエンド、バックエンドに至るまでにどこでターゲットが離脱しているのか、知ることができる。
残念ながらお名前.comメールマーケティングにはそこまでの機能は無いので、ここは手探りにならざるを得ない。

少なくとも、Xでツイートするとメルマガ登録が増える。ここは間違いなく連動している。そして自動のステップメールが送られて、フロントエンド購入まで至るか否か、あるいはその後のバックエンドの購入まで至るかどうか。ここが数値的に取れない。
本気でこれで稼ごうと思うとこれはかなり致命的ではあるのだが、自分が描いているロードマップのステップ1としては、もう既に充分過ぎるぐらいに成功しているし、あくまでテストフェーズだからこれで良い。

何となくだが、メルマガ登録特典の動画はフロントエンドの購入にかなり効いていると思われる。

バックエンドについては、ステップメールのコピーライティング勝負となっている。これはこれである程度の成果は挙げられているが、もう少しここのセールスを強める余地はあるかもしれない。
あくまでこれは仮説でしかなく、本来であれば数字の裏付けが欲しいのだが、無いのだからトライ・アンド・エラーでいく。最も今の自分が時間をかけずにできる方法。それは、フロントエンドの要約動画と同じように、バックエンドについても要約動画を作ってステップメールの最後の方に組み込むことだ。
バックエンドについてもパイロット版を実施しているので、講義資料はある。

その講義資料を、ややセールスを強める形で微調整して、動画化することはたやすい。作業時間としては1時間ぐらいあればできてしまう。
PPTの資料を動画にするのは簡単である。PPTにはもともとプレゼンテーションを録音し、それを動画として吐き出す機能が備わっている。何も難しいことはない。でも、せっかくだから臨場感も欲しいので、自分のnoteやメルマガ、Xでバックエンドについてzoom講座をやる旨、告知してみた。今回は後輩の力は借りていない。
借りていないのだが、多分、裏では多少、動いてくれていたとは思う。この後輩は自分の商品を何の見返りもなく(焼肉はおごったが)広めてくれる素晴らしい人なので。
フロントエンドの時と同じように、1時間の講義と1時間の質疑応答。ここでも留意したのは以下の通り。
- いつものアンケートを聴取する
- 録画する
- フロントエンドとバックエンドの紹介をする
まさに全く前回と同じである。最後のフロントエンドとバックエンドの紹介は、フロントエンドあってのバックエンドであり、相互に作用するものである、ということを強調した。両方でセットのようなものである、ということだ。
結果、またしてもその数日で10万円程度の売り上げが立った。凄いことである。要するに、リアル講座(といってもzoomなのだが)を2.5時間だけ実施すれば、いつでも好きな時に10万円稼げるということである。
そしてその録画をステップメールの最後の方に入れ込んでみた。すると、月々自動でどんなに多くても数千円の中盤の売り上げだったものが、数千円の中盤を下回らなくなった。ステップメールに改善の余地あり、という仮説は正しかったことになる。我ながら勘が冴えている。
ここまでで、副業を始めてから163.5時間かかった。一時期の手元のお金は7万円程度あったが、お名前.comメールマーケティングの導入で3.5万円まで減っていた。ここに今回の約10万円が入ってきて13.5万円。実際にはnoteの手数料が引かれるからもうちょっと少ない。
後は自動的に月に数千円は入ってくる状態で、いつでも好きな時に講義をすれば10万円入ってくる状況となった。まぁ、この程度の金額をして稼いでいると言って良いのかは微妙なラインではあるし、どこまでいっても半自動的な収入である。自分から稼ごう!と思わないとすぐに止まる収入である。
このまま続けて稼ぐ道をいっても良いのだが、あくまで自分の中ではロードマップのステップ1でしかない。ネット副業で稼げるという事実は明確に分かった。月10万円稼げるというのも事実として明確に分かった。なので、ステップ1はこのあたりでおしまいにして、ステップ2の検証に移っていきたい。
ステップ2は、この仕組みが機能するということが分かったので、規模を大きくして経験を積んでいこうと思う。具体的には趣味のジャンルを、需要がさらに大きいものにし、メディアも無料のnoteのようなプラットフォームではなく、ワードプレスのような、少しお金がかかるものも視野に入れたい。幸い、20万円にも満たないとは言えキャッシュはできたので、この利益を全て無くしても構わないから多少投資してみたい所存である。
そろそろ、ステップ1で共有できることが溜まってきたと思うので、次回はそのまとめとする。
取り急ぎ、自分なりに今回の仕組みの秀逸さを考えてみると、通常、独自ブログでコンテンツを搭載して集客を始めると、検索からの流入、つまりSEO的には半年や1年ぐらいはアクセスが無い状態が続くはずである。ところが、今回のやり方だと、160時間強で月10万円を稼ぐ仕組みを構築し、実際に稼いでいる。自分の場合はぶっ続けで作業することは疲れるからできず、ゆっくりやったので3ヵ月ぐらいかけているが、その気になれば1ヵ月でこの水準の稼ぎまで持ってこれる総作業時間であろう。
一方で、もしかしたら僭越ながら自分だからできたのかもしれない、と思うことと、もしかしたら運が良かっただけかもしれない、と感じた点があるので2つだけ挙げておく。
- 商品開発が秀逸だった
- 後輩が優秀だった
- 商品開発が秀逸だった
-
手前味噌とはこのことだが、事実だと思う。自分の過去の経験の中で、明らかに需要がある知識なのに、その知識を手に入れることができないコミュニティが存在しているということを知っていた。競合が少ないところで戦うのはマーケティングの常識ではあるのだが、我ながらあまりに上手くいったと言える。多分、誰もがこうはできないと思うし、普通は商品開発で一番つまづくのではないかなと思う。
- 後輩が優秀だった
-
これが運の要素かもしれない。もちろん、その後輩を知っているということ自体が自分の実力ではあるのだが、今回の特にパイロット版のフェーズにおいてはこの後輩の驚くべき集客力無しでは難しかったかもしれない。ネットで集客する以上にone to oneで集客できている感があった。結果として、非常に購買意欲の高い層にリーチすることができたものと思われる。なんせ、集客数自体は100~200ぐらいのものである。そこから単価数千円中盤程度の商品で月10万円稼げるポテンシャルというのは、自分のナーチャリングが奏功したにせよ、経験上は異常に良いコンバージョンだなとは思う。
この2点が自分のある意味で恵まれていた部分だと考えるが、それ以外のところでは再現性がそれなりに高い手法だろうとは思う。なので、これについては次回でしっかり共有事項としてまとめておきたい。