失敗共有2-3:フロントエンドを無料化してメルマガ登録特典にすることの是非への考察 商品関与度との相関で考えてみる

ここまでの日記で、ステップ2
商品体系とそれらの売り方の
全体像
が見えてきました。

それを図示すると以下のような
イメージになるかと思います。
例によって分かりにくいですが
ご容赦ください。

一応、形としては機能しそうです。
少なくとも仕組みはできるでしょう。

一方で、最後の日記に書いた通り、
ステップ1との違いにして
今回の特徴にもなっているのが
フロントエンド商品を
有料商品化せず
無料講座の形で開放
した点です。

未来からの視点で言うと、
これが実は現在のところ、
そこまで機能していません

機能していないというのは、
リストの登録、要は、
見込み顧客による登録が、
思ったほど伸びてこない
のです。

仕組みとしては
機能するはずなのに
実際にリストが

入ってこない現象

これがなぜ起こるのか、考察です。

思うに、これはその商品が
高関与商品かどうかに依存
しそうである、
という考えに至っています。

高関与商品:比較検討が多めに行われる商品。車とか家とか、高価な商品に多い傾向にあります。

ステップ2の趣味ジャンルについては
具体的にはクローズドな場で
ご共有したいと思っているのですが
一般的には低~中関与と言われます。

分かりやすく表現するならば、

この趣味を極めたい!

というよりは、

この趣味をやっているだけで満足。

ぐらいの緩い人達が
ターゲット
になるであろう、
ということです。

そうだとすれば、果たして、
1ヵ月という時間をかけて
動画やテキストで高品質な
講座を展開するのは、
無料とは言え、重荷

ではないか。

つまり、講座の途中で離脱する、
もしくはそもそも受講しない
ということが起こり得るのかも。
現時点ではそう思っています。

逆に、この趣味ジャンルにおいて
高関与な人達が受講してくれれば、
きっと毎日のめりこむように
勉強してくれて、その後に続く
商品群も購入してくれる可能性が
それなりに高まる
と思います。

だとすれば、私がやるべきは、
高関与層のターゲットを
集客すべき
、となります。

ですが、そうなると、
現在の趣味市場において、
そんな人達は多くない
はずです。

対象ターゲットは
高関与層だが、
そもそもそこまで

ターゲットが多くない

という状況。

なので、そもそもこの趣味領域は
レッドオーシャンであるなかで、
それでも高付加価値商品による
勝ち筋を見つけたと思ったわけですが、
要するにそれって、
ターゲットのボリュームが少なくて
旨味がないから、誰も狙っていない

だから競合がいないように見えた。
そういうカラクリかもしれません。

つまり、シンプルに需要が多くない
そういう高関与商品は、
ネットで売るのではなくて
直接リアルで売るべき
かも…
と感じたりしている今日この頃です。

ネットでゴリゴリに趣味の勉強を
無料でしたい人。そんな人って
本当にいるのだろうか?
ゴリゴリにやりたい人は、
リアルでお金を払って、
企業主導の企画に投資
する、
そんな市場かもしれなません。

あるいは、百歩譲って、
ネットで超絶凄い実績がある
講師から教わる
か。

だからといって、低~中関与層を
狙おうとすると、これは間違いなく
超絶レッドオーシャン
なので
今から入り込む余地はないのです。

ネット検索で上位表示を
勝ち取れば構図は動くでしょうが
そんな芸当はほぼ不可能です。

つまり、選んだ趣味ジャンル自体が
失敗だった?

今はそんな風にも思っています。
果たしてここから、
少しでも好転していくのか。

それとも趣味ジャンル選択を
ミスるとその後の仕組み化を
どんなに巧みに積み上げても
焼け石に水なのか。

引き続き実験を繰り返して
ご共有していきます。

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