次はいよいよステップ2の目玉とも言えるワードプレスの準備だ。まずはどんなことを書いていくかを決めないと始まらない。フロントエンド、ミドルエンド、バックエンドと構想した今、ターゲットの趣味の練度向上に役立つ情報を発信することは大前提としつつ、必然的にそれらへ商品群への購買意欲を高める内容を書いていくことになるだろう。

その上で、どこにどのような自己紹介文を置くか、どこにどのようなイメージでフロントエンドへのCTAを置くか、グローバルナビゲーションはどういう構成や文言にするか、ピックアップバナーはいくつ、どういう文言で、何に対して設置するか、そもそものトップページのデザインはどうするか。
考えることはまぁまぁ多岐に及ぶ。と言っても、上記ぐらいのものではあるが。
仕事でやっているように、普通のプランニングをしていく。ここまでは普通に構想できる。問題は、これを実際にどうやってデザインに落としていくかである。
この、特にデザインというのが絶望的にできない。仕事ならデザイナーに外注すれば良いが、個人の副業となると、とてもじゃないがそのレベルの金額感の外注は無理である。
ところが最近だと、ココナラのようなプラットフォームも登場してきている。これなら比較的安価で、スキルがある人達にデザインを発注することができる。しかもありがたいことに、ワードプレスに特化し、記事を投稿できる状態まで一瞬でデザインしてくれる人達も多い。
そこで良さそうな人を探し、発注することにした。その際には、仕事でやっている通り、主には以下の点を記載して発注先にデザイン検討の依頼をした。
- サイトの目的
- 想定ターゲット
- ターゲットへの提供価値
- 投稿していく記事のおおまかな方向性
- ざっくりしたサイトデザインのイメージ
- 参考サイト集
これぐらいを発注先と共有できれば、大きく自分のイメージと異なるものは出てこない。実際、発注先からは「こんなにも丁寧に共有いただけるなんてありがたいです」との言葉も貰った。
上記にある「ざっくりとしたサイトデザインのイメージ」というのは、本気のものは自分ではできないので、あくまでPPTで図形を使って要素だけ置いていくイメージだ。
発注先との打ち合わせを経て、作業開始。数週間でアップしてもらうことができた。もちろん多少のデザイン修正は何度かお願いできるので、しっかりと希望をお伝えしながらステップ2のワードプレスブログを準備できた。
なお、やはりワードプレステーマというものを使うべきであり、最近流行りのSWELLを利用することとした。
これにより、初期費用として、ステップ1でいつでも稼げる10万円があるので問題はないのであるが、相当額が出ていった。よくネットを使った副業は低コストで始められる、などと宣伝する人達がいるが、決して低コストとは言えない金額である。
もちろん、外注しないで自分で全てやってしまっても良いだろう。でも、自分のようにそもそもデザインがまるでダメという場合もあるだろうし、完全に無理とは言わなくても初めてワードプレスを触る場合の難易度はそれなりに高いと感じる。慣れれば大したことないが。だから、時間とクオリティを買うお金であり、必要経費だと考えている。
それでも、ネットを使った副業は経費がかからない、というのはちょっと誤解を生む可能性が高いなと感じたので、実際のところいくらかかったのか、これは共有事項として別の記事でしっかりご紹介しておきたいと思っている。
ワードプレスブログが、もう後は記事を書くだけ、というレベルでサクッと準備できたので、ここからは記事の中身を考えて、投稿していくことになる。