2-28:AIを活用してブログ記事を執筆することのデメリットとその対策方法の考察

ある情報発信者に触発され、ついにAIを活用してブログ記事を執筆し始めたというのは前回記した通り。

本当にAIを活用したブログ記事執筆というのは恐ろしいまでの効率で、今までの苦労は何だったんだというレベルであっという間に副業の時間が終わる1日20分もあれば充分である。

ひと昔前までは「1日20分の作業で~」などというのは詐欺の典型的な文言だったわけだが、AIがここまで一般化した今となってはそれも普通に現実的な話なのだなと実感している。

さて、そんなこんなでAIステップ2ステップ3のブログ記事を量産していたのだが、ここでAIによるブログ執筆のデメリットというべきものを感じるようになったのでそれを記録しておくとする。

大きくは2つある。

  • 自分の作業が無くなってつまらなくなる
  • 似たような記事ばかりになる

そんなところである。

まず一つ目の「自分の作業が無くなってつまらなくなる」というのは、皮肉なものだが今後避けられない感情の一つだと思う。本当に基本的にはプロンプトをコピペするだけの作業になってくるので、自分の頭で考える必要がなくなるし、文章を書くということもしなくなる

これによって信じられないぐらいの作業の効率化に結び付いているわけだが、反面、自分がすることというのは仕事ではなく単純な作業になっていく。実に、つまらないのである。

でもこれも時代の流れだと割り切るしかないレベルにAIは浸透している。今自分の本業であるマーケティングコンサルなんかも、マーケティングというもの自体が恐らく5年以内にほぼ全て自分で手を動かす必要はなくなることだろう。

もしかしたら、マーケティングの中でも、人間の気持ちに踏み込む商品開発の部分、後は感情に訴えかけるようなクリエイティブな能力というのは残る可能性もあるが、それすらもかなりの部分でAIに代替される未来が見える。そもそも、働くことって必要なのかな…というところから再定義しなくてはいけないだろうな。

二つ目の「似たような記事ばかりになる」というもの。これはデメリットというか普通に問題だろう。でも、似たような記事でも投稿すべし、なぜなら同じ人が自分のブログを追い続けるということは少ないわけで、常に新たな人が自分のブログに訪れるという前提に立てば、似たような記事も重要である、ということになる。

まぁ、その理屈もかなり理解できるのだが、それにしても、以前にも増して似たような記事ばかりになるのだ。これも一重に、AIがしっかりSEO対策された記事を出力することができてしまうことにも起因するだろう。SEOを意識した記事は構成もどれも似たようなものになる。それに加えて似たような内容を出力するとなると、やはり似たような記事だらけになる。

問題ないとも言えるが、普通に、あ、この人似たような記事ばかりだから、AIで記事書いているな、というのが見えた瞬間に、その記事の筆者への信頼感というものは不思議と落ちるものだと想像する。その人のオリジナリティというものはやはり重要なのだと思う。

この「似たような記事ばかりになる」という問題を解消するには、やはり自分で文章を書き続ける場所というものが必要になるであろう。例えば集客メディアはAIに任せるが、そこからランディングしてくるメディアは自分の言葉を綴り続ける、と言う具合に、どこか人間の不完全さや感情を残しておかないと、なかなか冷たい空気感になっていく気がするのだ。

とは言え、似たような記事ばかりであっても記事を量産するということ自体は、このAI全盛時代においては割り切って必要になるだろう。なので、AIと自分のオリジナリティをどこでバランスさせるか、というのも戦略面では重要と言えよう。昔から言う質と量のバランスの話の延長ではあるのだが。

ということで、引き続き考えることは多いのだけど、この調子で粛々と作業をしていくとする。

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