2-10:アメプレスを使ってアメブロからワードプレスに集客する際の成功・失敗の件について

いよいよ、ワードプレスに集客する手法の一つとしてアメブロを活用する時だ。かつ大部分をアメプレスで自動化したいというテーマである。

アメブロのアカウントを作り、ワードプレスサイトへのバナーリンクを貼り、アメプレスを稼働させて半自動的にフォローなどの作業をしていく。

すると、相変わらずアメプレスはツールとしては素晴らしく、アメブロ内の閲覧数はみるみる伸びていく。有名な話だがアメブロのアナリティクスは相当に水増しされているという噂があるため、もちろん鵜呑みにはできないのではあるが、それでも一つの指標としては非常によく伸びる。このあたりは、大昔にアメプレスを使った通りの使用感であり、安定感がある。

だが肝心のワードプレスブログへの集客はと言うと…

これが驚くほど伸びてこない。どういうことが起きているのか、アメプレスで取得したリストを見たり、自分のフォロワーがどんなアカウントなのかを直接見て確認することにした。

すると、大昔に使った時とは明らかに違う変化に気付いた。まず、自分のフォロワーが、怪しげなビジネス勢のアカウントだらけなのである。これは、ひと昔前には無かった現象である。自分のブログはあくまで趣味系。ビジネスとは遠いものである。

また、アメプレスを稼働させる際にフォロー等々のアクションをしていくためのリストを取得する必要があるが、そもそものそのリストが怪しいビジネスアカウントだらけなのである。一応、リストを取っていく常套手段は、自分と同じようなブログ、つまりは競合になりそうなブログを見つけて、そのフォロワーをリスト化していく、ということであろう。これ自体は、アメプレスのようなツールを使おうが、手動でやろうが変わらないはずだ。

それにしても、見事に胡散臭いビジネス系のアカウントしか見つからないのだ。

さらにもう一つ気付いたことがある。女性が運営していると思われるアカウントが圧倒的に多いのだ。これはもしかしたら、自分が気付いていなかっただけで、ひと昔前からずっとそういう傾向だったのかもしれない。つまり、女性が運営していると思われる怪しげなビジネスアカウントが極めて多い、ということになる。

何やら楽して稼ぐとか、スピリチュアルとか、マインドフルネスとか。いや、どれも個人的には好きだし尊重しているんだが、それにしても怪しさが全面に出てくるイメージなのである。

一体アメブロはどうなってしまったんだろうか。もちろん、そういう怪しげなビジネスアカウントを排除したとしても、女性のアカウントが非常に多いな、という印象である。だとすると、アメブロで成果を出していこうとするのであれば、最初から女性ターゲットをやや強めに意識しておいた方が良いのかもしれない、とすら思わされる。

さらにもう一つ、非常に大事なことに気付いた。自分と似たような趣味を扱っている人の切り口が、実に上手く狭められているのだ。

以前にも書いた通り、ステップ2で取り組む趣味は非常に間口が広いものである。レッドオーシャンである。そんな中でも、競合とも言うべき他のアカウントは、実にうまくターゲットをセグメントしているのである。そんな切り方があったのか!と思わされるぐらいに上手い。

簡易的に競合となりそうなブログをGoogle検索で調べた時には出てこなかったアカウント達である。アメブロ内ではそれなりに活動していそうである。となると、見出せる結論は一つ。これらの競合のアカウントは、Google検索にはヒットしない、もしくは極めて検索された時の表示順位が低い、ということだろう。

つまり、アメブロはSEOには恐らく今や弱く、やるならアメブロをメインブログとするのが吉。ただし、アメブロ外からの集客については引き続きSNSでの集客が基本になるのではないか。そんな仮説の確度が高いと思われる。

さらにもう一つ付け加えるのであれば、趣味の練度も全く求められていない。論理的に趣味を高めるということは求められておらず、いかに楽しくゆるゆるとできるか、言うなれば、趣味を高めるのではなく、趣味をやっている自分を良しとする、という精神性を強く感じる。

確かに、本来趣味というのはそういうものなのかもしれない。ただし、趣味を高めるニーズが確かにあることも確信している。楽しく上手くなれるのが一番良いに決まっているわけだから。だとすると、商品性の再検討が必要だとは思われるが、それよりは見せ方を含めた検討の方が優先度が高いと感じた。

もう少し、この仮説を検証するためにもしばらくアメブロ内を回遊しつつ、集客施策も続けてみようと思っている。加えて、いよいよ泥臭い作業にも目を向けて、SNSを活用していく方向も考えなくてはいけなそうだ。引き続き、リカバリー作業を続けていく。

最終的にアメブロはこの後辞めることになる。現時点ではnoteが最適解のようである。もちろんnote有料noteで怪しいものを売っているアカウントはあるが、それ以外にも、アルゴリズムをそこまで気にせずに、ただただ楽しく書きたいものを書きたい、というニーズにも上手く対応しているプラットフォームに見える。今のアメブロはちょっとビジネス臭がきつすぎるかもしれない。

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