2-6:趣味を使ったコンテンツ販売 ブログ記事の量産開始 量産方法を編み出す 

フロンドエンド、ミドルエンド、バックエンドという商品体系ができ、ワードプレスのブログも外注によってありがたくサックリと手に入れることができた。

ここから、ブログ記事の量産に入っていく。100記事は最低ラインとして、むしろそこからスタートするぐらいの継続性でありコンテンツ量が無いとお話にならないだろうなという肌感はある。

実際、いろいろと見ていたコンテンツ販売で収益を上げているであろう他の人達のブログにあるコンテンツ量は凄まじく、100記事どころか桁が一つ違っていて、1,000記事近く入っているのもザラである。とは言え、まずは100記事、という具合に目標を立てて、一歩ずつ積み重ねないと始まらない。

この気が遠くなるような作業は、いくら文章を書くのが好きとは言ってもそう簡単なものではない。ましてや、副業で取り組むとなると難易度が相当高い

時間がたまたまできた時にアドリブで書く、というのは、恐らく無理だろうなと考えた。そこで、ある程度、書く内容を事前にプランニングしてしまおうという結論にたどり着く。

  • 記事群のプランニング
  • コンテンツカレンダー

これらを考えることにした。

最初の記事群のプランニングというのは、フロントエンド、つまりはメルマガ登録に繋げていくにあたってどういう記事を準備すれば良いのか、ということを主に考えた。

基本的には、メルマガでは趣味を高める基本を動画形式で伝えていく、ということを構想したわけだが、その基本を教える構成を考えることもそれなりに難しい。なので、ブログ自体で超基本を記しながら、それらのブログで示された超基本を体系的に整理したものを無料メルマガでフロントエンドとすれば、作業的にも受け取り手としても効率的なものになるであろうと考えた。

その超基本を書き終えたところで大まかに100記事ぐらいになる計算である。その後は、時事ネタに絡めた趣味の話などを書いていけば、自ずと記事数は伸びていくだろうという皮算用だ。

ここまでを考えただけでは、本当に皮算用であって、なるべく記事を実際に書くというモチベーションを保たねばならない。そこで、上記で挙げた2つ目のコンテンツカレンダーを超簡易的に作ってみた。

これは、企業でやる場合には関係部署との確認などが必要になるので精緻に作りこまなくてはいけないが、個人の副業レベルでやる分にはそこまでちゃんとしたものは要らないだろうと思い、超簡易版とした。もちろん、これは取り組む人のスタイルにもよるだろうが。

自分の場合は、以下のような内容をエクセルで管理することにした。

  • 通し番号
  • 記事タイトル
  • 記事カテゴリー
  • 記事概要
  • 備考(リンクなど)

これを以下のような表にするだけである。

通し番号記事タイトル記事カテゴリー記事概要備考(リンク等)
1ああああああああああああ
2いいいいいいいいいいいい
3うううううううううううう
4ええええええええええええ

これで100記事ぐらいまで準備してしまう。書いたら網掛けなりなんなりして印をつければ良いだけだ。これで、次に書く記事の内容の見通しを立てることもできるし、100記事ごとにでも、一区切りとなる目標までの距離を可視化することができる。簡単な話だ。時間がたまたまできてそれからアドリブで考えるよりは、遥かに作業効率が良い。

これで、ブログで記事を量産する体制も整った。早速、少しずつ書き始める日々となった。

上記の記事量産に向けた取り組みは戦略的には正しいが、やはり実践フェーズに入るとかなりの時間がかかってしまった。やはりひとえに副業での取り組みと言う部分が大きい。本業の忙しさの波はどうしても読みにくい中で、たまたま忙しい時期が重なると作業を進めることはほとんど不可能となる。結局、100記事を準備するのに1年近い時間をかけてしまうことになった。もうちょっと頑張れただろうという反省である。

また、今のフェーズは趣味の超基本をまとめる100記事であるため、SEOを全く意識しない書き方で好き放題に書いていた。完全なる趣味としては全く問題ないが、収益化を目指すのであればこれは完全にNGである。好き勝手に書いてはいけない。Googleが求める型にはまった書き方をするべきである。これも反省点であり、超基本の内容であってもSEOを意識することは可能である。正確には、内容的には意識されているものの、型という点で意識していなかったのである。これでは何記事書いても検索で表示されることはないし、されたとしても時間がかかるわけである。そうは言っても、いくつかの記事で上位表示は取れていたりするので、100記事書けばそれらしいものはできるようだ。これを狙った記事で上位表示するというのがプロなのであろう。それが楽しいのかどうかは置いておくが。

そんな調子なので、1年かけて100記事書いてもほとんどアクセスは無い。このあたりは以前も書いた通りで、ワードプレスの性格やSEO対策、記事数の圧倒的な少なさといった原因で説明可能である。これらの反省はその後に大いに活きることになる。

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