ロードマップが描けたら、早速、副業スタートである。まずはステップ1で小さく稼ぐために何をすべきか。
以下にロードマップを再掲する。

ステップ | ステップ1 | ステップ2 | ステップ3 |
---|---|---|---|
狙い | 小さく試す | 横展開する | 本気出す |
成功の目安 | 僅かでも稼ぐ | 月10万円の自動化 | 大きく自動で稼ぐ |
ジャンル | 趣味A | 趣味B | 趣味C |
想定期間 | 半年~1年 | 1年 | 1年 |
改めて、このようにロードマップを描いてみて、多趣味であることが幸いしているなぁと思う。
そんな中で、最初のステップで選ぶ趣味は、悩ましいところだ。このステップで一番重要な点は、そもそも自分がネットを使った副業、それもコンテンツ販売で果たして稼げるのか否か、これである。それはつまりもう、僅かでも稼げるかどうか、というのが成功の目安そのものだ。
となると、この3段構えのロードマップも、稼げないと始まらない、とも言える。まさに絵に描いた餅になるリスクがそれなりにある。失敗から学ぶことは重要だが、ここでの失敗は実際には避けたいし、避けなければいけないわけだ。
つまり、ここでのジャンル選びは、本当にやりたくてかつ自信がある、ステップ3でやるべき趣味Cに近しいものになってくる。と同時に、これはステップ1なんだから、ちょっとテンションを落として、失敗しても自分が傷つかないような苦笑 そんな絶妙なジャンル選びが必要だ。
自分にとっての趣味Cはマーケティングであり、ビジネスであり、他人を稼がせること。ほとんど本業に近い。でも、社業そのものではない。なぜなら会社の独自知見みたいなものは使うわけないし、そもそも社業そのものは副業規定に違反してしまうからだ。それに、マーケティング=社業というのはおかしな話である。私だけではなく、サラリーマンであれば多かれ少なかれ、マーケティングというのはどの会社でも、そして誰でもやっていることだからだ。だから、これはあくまで会社の仕事とは別物の副業である。
とまぁ、色々言ってみたが、こんなことを言うと気持ち悪がられるかもしれないが、私はマーケティングというものが好きで、仕事でもあるんだけど、もはや趣味の領域とも言える。だから、ステップ3の趣味Cは、副業規定に反しない範囲でこれにしたいのだ。
そんな風にいろいろ考えてきて、では、ステップ1で取り組むジャンルとなる趣味Aはどうするか。マーケティングやビジネスに隣接していて、でもちょっと他の自分の趣味と掛け合わせられるもの。自分は昔からプレゼンが得意だったりするし、実際に本業や本業以外でも講師みたいなことも多いから、僭越ながらも、やはり他人に物事を教えることには長けているはずであろうと自己分析している。ならば、例えばビジネスとの隣接ということでキャリアコーチング的なことはどうだろうか。
そんなことが頭をよぎる。
どんな商品にする?誰にサービスを提供する?仮にキャリアコーチング的なこととするならば、一つ、自分の経験の中で、自分のサービスを必要としてくれるであろう人の顔が浮かんだ。自分に凄く近い人達だ。いや、もっと言うと、過去の自分に近い人達とでも言えそうだ。そう思うと、その人たちのニーズが結構な勢いで頭に浮かんだ。過去の自分が悩んでいたことには重要な示唆がある。
この人達のニーズに答えられる講座のようなものは、きっと作れる。
そこから、趣味を副業にしてネットで売り出すその最初の一歩が始まった。