迷走を続ける3ブログ体制(というか実質5ブログ体制)から、自作自演リンクとみなされてSEO的な評価が下がることを恐れてアメブロは削除。結果、ワードプレスのみの2ブログ体制までスリム化したことを前回報告した。これらはステップ2とステップ3のブログである。

全てはステップ2を成功に導くために始めたことであるが、このような紆余曲折を経て、とりあえず初売上を達成できた時点でステップ2も最悪の失敗は避けた、と言える。

最悪の失敗は避けたものの、基本的には失敗続きだったことは認めなくてはいけないところであろう。いったん失敗の要因については振り返っておかねばなるまい。
失敗要因として一番大きいのは、ステップ2の設計時点でレッドオーシャンに突っ込んだことだろう。不思議なもので、自分は本業ではマーケティングのプロを一応やっているわけで、普段のクライアント業務についてもそれなりにクオリティの高い戦略を提案し、実施してきたつもりである。ところがこれが個人の自分の副業になった途端、戦略の基本中の基本である差別化ができていなかったという恥ずかしい結果だ。
いや、戦略上の差別化はできていたはずだった。でも、リサーチが足りなかったとも言える。探せば似たような売り方をしているプレイヤーはそれなりに出てきたので、その情報までたどり着くことができなかったということだ。
ただ、これもまた不思議なもので、初売上の事例からわかるのは、レッドオーシャンに突っ込み、満足とは言えない差別化でしかなかった状態であっても、それでも一応の売り上げは立つということである。
なぜだろう。と考えてみるが、まぁあり得る話ではある。差別化が為されていない類似商品というのは世の中にいくらでもあるわけで、どちらも選ばれる可能性はあるわけだから。確かに、買う必然性があった方が買われる確率は高まるはずなので、今後も研ぎ澄ませていくべきなのだが、それを怠ったからといって全くダメかというとそうでもないようである。
とは言え、差別化要素は研ぎ澄ませるべきだ。それが上手くいっていればもっと早く売り上げがあがっていたはずだし、無駄にブログを増やすという方策は取らずに済んだはずだ。ブログを増やしてしまい、かつSEOというどうしようもない仕組みを意識してしまったから迷走なわけで、とにかく当たり前にやるべきことを当たり前にやるというのが最善という、これまた当たり前の結論と言えよう。その当たり前が一番難しい。
さて、もう何度も触れた通り、SEOからの集客というのは昨今無理ゲーである。Googleのアルゴリズムは個人よりも企業を優遇する。それにAIの時代に突入し、検索の総量自体が落ちている。なので、SEOというのはもう考えない方が良い。集客はSEOよりも、少ないながらも確実な流入が見込めるSNS経由での集客に切り替えるべきだという気付きも得ることができた。もちろん、SEOの考え方自体は重要なので引き続き意識はするのだが、SEOからの流入というのは個人で戦っていく場合にはもはや気にしないのが吉だということなのだろうと思う。
とまぁ、とりあえずはそんなまとめだろうか。
次回は、この失敗を日記の形ではなく共有の形でまとめておこうと思う。
そうそう、X(旧:Twitter)については永久凍結から1ヵ月以上が経ち、少しだけ予約投稿で様子を見ているのが問題なさそうなので、フルパワーで64ツイートほど予約投稿を入れてみた。これでなんともなければそのまま使っても良さそうだ。

引き続き、各種実験を続けていく。次回は予告通り失敗共有としよう。