ネットを使って副業としてコンテンツ販売をする、そのロードマップを考えたい。どのようにロードマップを描くか、ということを考えるにあたり、失敗が先行するのは避けられないと考えた。

今回の挑戦は、個人にとっては、本業の知見は活かせるものの、基本的には新規事業と思って良い。全く新しいものに挑戦するぐらいの気持ちでいる。となると、失敗は間違いなく先行する。もちろん、運が良くて逆にいきなり成功する可能性だってある。いずれにせよ、どう転ぶか、経験にほとんど頼れない。だとするならば、とにかく失敗を前提にして、失敗したらそこから学ぶことが極めて重要だ。
そもそも今回の挑戦が上手くいく可能性があるのかないのか。それを簡易的に見極める必要すら感じる。なんせ、勘所がないのである。なので、こう考えた。
まずはお試しステップを設ける。一般的にはパイロットフェーズ、とでも言われるステップを踏みたい。もちろん成功するに越したことはないのだが、このステップでは、とにかく小さくやってみて勘所を掴むことを重視したい。それで成功したらラッキー。普通に実績にして次を目指せば良い。失敗したらそこから学べることをどん欲に吸収する。これをステップ1とする。
ステップ1で商品化するものは、やはり自分の趣味から一つ。何でも良いのだが、本当にやりたいと思っているマーケティング周りのものはパイロットフェーズでは出し切らない。あくまで、テストに足るぐらいのレベルで出す。どちらかというと趣味の領域で。ちょっとしたキャリアコーチングの延長のような、そんなものを今のところはイメージしている。
ステップ1である程度の経験を積んだら、自分が本当にやりたいマーケティング周りのものに行っても良いのだが、いずれにせよステップ1から本当にやりたいことへのシフトというのは、やはり新規事業を立ち上げるような感覚と相違ない。なので、ステップ1での経験を、別のジャンルに横展開することができるのかどうか、見てみたい。これをステップ2とする。
ステップ2では、ステップ1のように小さくやってみる、ということではなく、本気でやる。ただし、ステップ1とは異なるジャンルで挑戦することとする。ここで成功できれば、基本的にはどんなジャンルでも成功できる可能性が高まる上に、これ以上ない実績となるだろう。失敗するようなら、そこでの学びを持って、真にやりたいことへの得難い学びとする。ステップ2で挑戦するジャンルも、やはり自分の趣味から1つ選びたい。
最後に、ステップ3として、真にやりたいことに挑戦する。これはステップ2に近しい手法になるだろうが、ジャンルはステップ2からまたしても変わる。理想的には、ステップ2で得た実績を引っ提げてステップ3に昇華したい。
このようなロードマップを描いてみた。ステップ1が全く振るわないのであれば、そもそもコンテンツ販売のネット副業というものが向いていないのかもしれない。その時はそこで辞めてしまっても仕方ないかなとも思う。ステップ1である程度稼げそうな目途がたって、ステップ2で振るわない、ということになれば、それは大いに失敗から学べるチャンスであるし、ステップ1で成功している前提があれば、早々にステップ2は見切りをつけてステップ3に入ってしまっても良い。あるいは、ステップ1で成功しているのであれば、そこでの気付きやステップ2での失敗を基にさらにステップ2を磨き上げて、成功するまで頑張ってみても良いのかもしれない。いずれにせよ、本当にやりたいのはステップ3だ。ここを成功させるため、ステップ1とステップ2を踏みたい。失敗から最大限に学べる三段構えのロードマップとした。
全てのステップが大事なのは間違いないが、実績を得る上で、そして失敗から大きく学ぶという意味でも、特にステップ2が鍵になりそうな気がしている。全部勝てるとは思わない。もちろん、全部勝つつもりでやるのだが。最後に勝てるように持っていきたい。
以後、ステップ1のプランニングに入っていく。